ヒートショック対策を研究したT-styleの家づくり
あなたのお家のお風呂場や脱衣所は寒さ対策してますか?
寒さ対策をしていないお家では、ヒートショックによる命の危険があります。
厚生労働省の調査による浴室での死亡者数は年間約19000人。
そのうち、浴槽での溺死者は2019年で5690人と発表されています。
今回は、身近で起こっているヒートショックの怖さについて勉強してきました。
~ヒートショックとは~
ヒートショックという言葉を知っていますか?
ヒートショックとは住環境における急激な温度変化によって血圧が乱高下したり脈拍が変動して起きるショック症状のことです。
色々な要因が考えられるため、お風呂でおきたすべての死亡事故がヒートショックとは言い切れませんが
浴槽での溺死にヒートショックが深く関わっていることは間違いないと言われています。
寒いお家で暮らし続ける事で、体への負荷がかかってしまい健康を害してしまいます。
・ヒートショックは温度差で起こる!
ヒートショックは主に家の中の極端な温度差によって起こります。
冬場では、暖房器具を使用している部屋と使用していない部屋の温度差は10℃を超えるそうです。
この温度差によって血管が収縮してしまい血圧が急激に変動します。
そのことにより、重度の症状として心筋梗塞や致命的な不整脈、脳梗塞を引き起こすことになります。
浴槽内で起きた場合、そのまま溺死してしまうケースが多く報告されています。
また、軽度の症状では、めまいやふらつき、転倒を起こしてしまうそうです。
・ヒートショックが起こりやすい場所
主に3つの場所でヒートショックは起きやすくなっています。
・冬場の冷え込んだトイレ
・温度差の激しい洗面室
・急激な温度変化のある浴室
お家の中でも特に温度差を感じやすい場所で起こっています。
その他にも急激な温度変化を感じる場所は要注意です。
・寒い朝、お布団の中と寝室との温度差
・生ごみを出そうと外に行った際の室内との温度差
・こたつでの上半身と下半身の温度差
家の中にはヒートショックになるリスクが多くあります。
・ヒートショックになりやすい人
・65歳以上の方
・高血圧、糖尿病と診断されたことのある方
・狭心症、心筋梗塞、脳出血、脳梗塞の病歴のある方
・飲酒後に入浴する方
・一番風呂で入る方
・深夜に入浴される方
・熱いお湯(42℃以上)が好きな方
・ヒートショックで亡くなる方の9割は65歳以上の高齢者です。
このヒートショックは「高齢者に多い」というイメージを持たれがちです。
確かに、ヒートショックで亡くなる方の9割は65歳以上の高齢者です。
しかし残りの1割は、0歳~64歳の方たちです。
赤ちゃんでもヒートショックを起こすことがわかっています。
まだ若いから大丈夫!まだ元気だから大丈夫!ではありません。
誰にでも起こる可能性があります。
そのためにお家全体の温度差を無くし家中どこでも暖かくしておくことが必要不可欠です。
・全室を暖め、温度差を無くすことでヒートショックは防ぐことが出来ます。
ヒートショック対策の家づくりとしてT-styleが取り入れていることは主に3つほどあります。
・脱衣場か浴室に必ずエアコンを設置する
ヒートショックが起きやすい浴室と脱衣場の温度差を無くし温めておくことがヒートショック対策として有効です。
そのためにT-styleで建てるお家の脱衣場には必ずエアコンを設置し、他の部屋との温度差を感じない設計をしています。
・高気密高断熱のお家づくり
T-styleの家のUA値は北海道の住宅と同等の断熱性があり、隙間も少なく気密性の高い家です。
高気密高断熱のお家で、冬場の寒い外気の侵入を防ぎお部屋の暖かい空気を逃がしません。
外気の侵入や暖かい空気が逃げることによる温度差を無くすために
独自の施工方法で高気密高断熱のお家をつくっています。
・地中熱利用の独自の換気システム
温度差を無くすために地中熱を利用した換気システムによって暖かい空気を家中にいきわたらせています。
暮らしていく中で感じることのできる温度差のない住空間の「温度のバリアフリー化」を実現しています。
・すぐにできるヒートショック予防
・シャワーを使ってお湯をはる
高い位置に設置したシャワーからお湯をためることで、蒸気で浴室を暖まります。
暖かい湯舟との温度差を少なくすることができます。
・浴槽のフタをあけておく
お湯をはってからフタをせずに開けておくことで、湯気によって浴室を暖めることができます。
・暖房式便座や便座カバーをする
小型の暖房器具を奥ことが効果的ですが、トイレは狭い空間となります。
暖房式便座を活用したり、便座カバー・スリッパを使用するだけでも予防になります。
T-styleでは、「ヒートショック・ゼロ」をコンセプトにしています。
毎年冬が来ると家が寒いということは、かなり危険です。
家全体を暖めることで温度差を無くし、家全体を快適な室温に保つことで家族の健康が守られます。
T-styleが建てた家でヒートショックが起きるようなことがないように、私たちは家に対してしっかりと向き合っています。
熱を行き来させない高断熱性能、外気の侵入を防ぐ高気密性能で温度のバリアフリー化をし健康を維持する家は、岡崎市幸田町のT-styleにご相談ください。