体に優しいT-styleの白アリ対策の家づくり
家を建てる時に必要なことが「防腐防蟻措置」というものです。
簡単に言えば「木材の耐久性を高める」「白アリ対策」のことで、これは家族の健康にもかかわるとても重要なことだということを知っていますか?
今回は白アリ対策について調べてきました。
薬剤をまいたり、塗ったりして白アリの侵入を防ぐのですが、どんなに予防をしても絶対にシロアリが来ない!という保証はほぼありません。
薬剤の中には、健康被害を及ぼすものもある為、防ぐことがほぼできないシロアリへの対策により
大事な家族の健康が脅かされてしまう危険性があるのです。
今回は、白アリ対策の方法と使用する薬剤の危険性を勉強してきました!
~通常の白アリの対策方法~
シロアリ対策としてよく使われる方法は数種類ありますが特によく使われている2種類について調べてみました。
・土壌処理
シロアリは土の中に生きています。
基礎ができる前の土に薬剤を混ぜ込み「防蟻層」をつくることでシロアリの侵入を防ぎ、駆除が出来るそうです。
また、建っている家と周辺の土の境目にしっかり散布することでも効果があると言われています。
・木部処理
シロアリのえさとなる木材に薬剤を散布、塗布、注入という様々な方法があります。
最近ではDIYでも使われているようです。
しかし、土壌処理と同じように人体に害のある薬剤も含まれており、臭いも気になることが多いそうです。
シロアリの餌に直接、施工しているため殺虫効果は高いと言われています。
この2種類がおもに使われている工法です。
どちらも薬剤を使うのですが、使用される薬剤の安全性が気になったので調べてきました!
~白アリ対策に使われる薬剤の危険性~
こちらはシロアリ1番様のホームページを参考にさせて頂きました。
過去に使われていた「クロルデン(効果30年以上)」「クロルピリホス(効果5年以上)」という薬剤は、健康被害と環境汚染が相次いだため使用禁止となっています。
現在使用されている薬剤はどこの業者様も「安全だ」と言いますが本当に安全なのでしょうか?
・主要な薬剤5種類の特徴と人体への影響
「カーバメート系」
・シロアリなどの神経を刺激し興奮状態にすることで、呼吸障害を引き起こし駆除する。
「ネオニコチノイド系」
シロアリの予防駆除剤として主流なもの。
シロアリ駆除だけでなく、様々な害虫への殺虫剤や農薬としても使われている。
「ホウ素系」
防虫剤などにも使われる天然成分。
効果の持続性が高いが、過剰摂取をしてしまうと人体への影響があります。
「ピレスロイド系」
即効性に優れていて、シロアリを寄せ付けないようにする成分を持っている。
人体への影響はやや強く大量使用はしないほうが良いでしょう。
「フェニルピラゾール系」
シロアリ予防駆除への高い効果があります。
しかし、人に与える毒性が強いため広範囲での使用には気をつけなければいけません。
この様に様々な薬剤の種類があります。
次に人体への影響ですが、全ての薬剤に共通して副作用がある事がわかりました。
人体への影響
全般的な副作用としては「頭痛」「吐き気や嘔吐」「喉や目・皮膚の異常」「咳・喘息」「気管支や肺への影響」「シックハウス症候群」の発症の可能性があります。
そして妊婦の方への影響が一番大きく全般的な副作用のみならず、「お腹の中の赤ちゃんに対して障がいを与えてしまう危険性」があります。
子供やペットにも同じことが言えます。
調べた結果、完璧に安全だ!と言い切れる薬剤はありませんでした。
薬剤も使い方によっては、体に悪影響を及ぼすため慎重な業者選びが必要になります。
こうしたことからT-styleのシロアリ対策では薬剤を使いません!
「健康を住宅にデザイン」しているT-styleにとっては、少しでも健康被害リスクのあるものは使わないようにしています。
薬剤を使わないなら防蟻対策は何をしているか気になりませんか?
T-styleの家族の健康を守っていく防蟻対策をご紹介いたします。
~T-styleの家族の健康を守る防腐防蟻対策~
・T-styleの防腐防蟻対策は、建築基準法に則って実施しています。
まず、建築基準法が定める防腐防蟻措置とは
“柱、筋かい及び土台のうち、地面から1m以内の部分には有効な防腐措置を講ずるとともに、必要に応じてしろありその他の虫による害を防ぐための措置を講じなければならない。”
というものです。
この、防腐防蟻措置をクリアする方法は2つしかありません。
「木材に薬剤処理」か「D1特定樹種を使う」かです。
T-styleでは、D1特定樹種を使うことでご家族様の健康を守る家づくりを行っています。
D1特定樹種として国が認めているものは
「針葉樹」ヒノキ、米桧、米ヒバ、米杉
「広葉樹」ケヤキ、クリ
「2×4材」ウエスタンレッドシダー、台湾桧
のみとなります。
T-styleは太くて丈夫なヒノキを使っているため薬剤をまかなくても防腐防蟻措置が出来ています。
しかし、どんなに予防をしてもシロアリの侵入を100%防ぐことはできないと言われています。
シロアリは目が見えないため、とにかく何でもかじってみるからです。
それが薬剤でもコンクリートでも木材でも、とりあえず食べてみて判断します。
だから、薬剤をまいてもシロアリ被害にあうお家が後を絶たないのです。
こうしたことから、私たちは薬剤を使わない白アリ対策を行っています。
健康を害する可能性のある薬剤での白アリ対策は、大人よりも子供や赤ちゃん、ペットのほうが薬剤の害を受けやすいです。
実際に、赤ちゃんや子供に対する被害も報告され続けています。
そんな環境で安心して健康な暮らしが出来ますか?
ご家族様の健康を守るために、白アリへの対策方法を見直してみませんか?
また、シロアリ駆除についてはまた今度ブログで書かせていただきます。
シロアリについてのお悩み相談もお待ちしております。